ドグマチール錠





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ドグマチール錠のすべて

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特徴

 

服用する量によって胃薬になったり、鬱病の薬になったり
統合失調症の治療薬になったりする薬がドグマチール錠になります。

 

規格

 

ドグマチール錠は50mg/100mg/200mgの3規格が存在しています。
錠剤以外にもカプセル50mgと細粒10%50%が発売されています。
錠剤全ての規格において白色のフィルムコーティング錠となります。

 

 

効果効能

ドグマチール錠の効果効能

 

・うつ病・うつ状態
・統合失調症
・胃・十二指腸潰瘍

 

 

ドグマチール錠は服用する量によって効果が異なります。
抗うつ効果だけでなく胃潰瘍や統合失調症にも
使用されるマルチな薬剤となっています。


 

 

半減期 / 作用時間

 

半減期は6〜8時間となっています。

 

禁忌・併用注意

 

◎禁忌
・プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍
・褐色細胞腫の疑いのある患者
・スルピリドに対し過敏症既往歴がある患者

 

○併用注意
併用注意に関しては多数あります。例として
QT延長、心室性不整脈等を起こす可能性のあるイミプラミン等になります。
詳細については添付文書から確認をお願いします。

 

 

副作用

 

副作用としては全体として12.6%に何等かの副作用が発現しています。
乳汁分泌、悪心、嘔吐、口渇、便秘などが起こり易くなっています。

 

注意点

 

特に注意点というわけではありませんが
副作用の1つに乳汁分泌があります。
これは男性でも女性でも起こる副作用になります。

 

 

離脱症状・断薬

 

離脱症状については出る人と出ない人がいます。
急な中止でも全く問題ない人がいる一方で、急な中止によって
体調の悪化をきたす方もいるのです。

 

つまり徐々に服用量を減らしていく方法が一番心配ない
断薬の仕方になるかと思います。

 

薬の変更の場合は新規の薬にもよりますが、ドグマチールを徐々に減量し
新たに服用する薬の量を徐々に増やしていく方法がとられます。

 

妊婦・授乳婦

一般的な表現になりますが、治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ投与と
添付文書上はなっています。

 

薬価

 

 

 

規格 薬価
ドグマチール錠50mg 14.2
ドグマチールカプセル50mg 14.2
ドグマチール錠100mg 16.9
ドグマチール錠200mg 23.9

*H28年4月変更薬価(次回はH30年4月予定)

 

 

ジェネリック医薬品(後発医薬品)

 

ジェネリック医薬品は多数発売されています。
基本「成分名+メーカー名」という形の名前となります。

 

医薬品名(メーカー) 薬価
スルピリド錠50mg「EMEC」 18.7
スルピリド錠100mg「サワイ」 37.6

*上記以外も多数発売されています。

 

 

*ジェネリック医薬品の値段を調べたい場合はコチラのサイトを参考にして下さい。

 

 調べ方はまず先発品の名称を入力して表示された右側にある
 「同効薬リスト」をクリックするとジェネリック医薬品の価格が出てきます。

 

 

 

市販医薬品

 

現在、似たような医薬品、健康食品は発売されていません。

 

 

ドグマチール錠詳細

成分名 スルピリド
剤形・規格 錠剤/50mg・100mg・200mg/カプセル50mg
効果効能・用法・用量

ドグマチール錠
・うつ病・うつ状態 成人1日150〜300mgを分割経口投与 最大600mg/日 適宜増減有
・統合失調症 成人1日300〜600mgを分割経口投与 最大1200mg/日 適宜増減有
・胃・十二指腸潰瘍 成人1日150mgを3回に分割経口投与 適宜増減有

警告 特になし
禁忌 プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍

褐色細胞腫の疑いのある患者
スルピリドに対し過敏症既往歴がある患者

原則禁忌 特になし
添付文書 医療用医薬品の添付文書情報

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