抗うつ薬服用による副作用について
抗うつ薬を飲む事によって発生する可能性のある副作用についてまとめました。
抗うつ薬の副作用の発生頻度は、他の薬剤と比較し特別高いものではなくこういった副作用が発生する可能性があると考え参考にしていただければと思います。
部位別・抗うつ薬の副作用
頭部(頭・眼・口・顔面)に発生する副作用一覧
頭
頭痛がする
・セロトニン症候群
眼
眼が上を向く
・ジストニア。急性ジストニアの可能性が高く、ドパミン受容体遮断による。
瞼が垂れ下がってくる
・眼瞼下垂
眼が乾燥する
・抗コリン作用による。抗コリン作用を持つ抗うつ薬が原因と考えられます。
口・のど
口・のどが渇く
・抗コリン作用。抗コリン作用を持つ抗うつ薬が原因と考えられます。
口、下などがモゴモゴして話がしにくくなる
ジスキネジア。ドパミン受容体遮断作用による。
よだれが出る
薬剤性パーキソニズム。ドパミン受容体遮断作用により発現する錐体外路症状(EPS)の一つ。
舌が出る
ジストニア。急性ジストニアの可能性が高く、ドパミン受容体遮断による。
顔面
顔がひきつる
薬剤性パーキソニズム。ドパミン受容体遮断作用による。
手・足に発生する副作用一覧
手足
手足が震える
振戦。ドパミン受容体遮断作用によるパーキソニズム症状。
手足が突っ張る
ジストニア。筋肉の緊張を伴い
足
足のムズムズ感
レストレッグス症候群。足の表面ではなく内部に不快感が出ます。
座ったままでじっとする事が出来ない
アカシジア。ドパミン受容体遮断作用により発現する錐体外路症状の一つ。
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