サインバルタカプセル





【姉妹サイト】 抗精神病薬のすべて / 睡眠薬のすべて

サインバルタカプセル(20mg/30mg)

サインバルタ,サインバルタカプセル,離脱症状,効果,副作用,ジェネリック,市販薬,薬価

特徴

 

2010年4月に日本で発売されたSNRIに分類される抗うつ薬になります。
非常によく処方されており(処方医によって異りますが)抗うつ薬としては
上位に食い込むであろうぐらいになります。

 

20mgから服用を始め維持量は40mgと添付文書ではなっていますが
0.1カプセル、0.5カプセル等で脱カプセルして処方される事もあります。
少量で効果が表れる方もいるためです。

 

また第1〜3世代の抗うつ薬、SSRIともと比較して効果発現までが早くなっています。
早い人では1週間たたないうちに実感できる方もいるほどです。

 

 

規格

 

サインバルタカプセルは20mg/30mgの2規格が存在しています。

 

サインバルタ,サインバルタカプセル,離脱症状,効果,副作用,ジェネリック,市販薬,薬価

 

 

効果効能

サインバルタカプセルの効果効能

 

・ うつ病・うつ状態
・ 糖尿病性神経障害に伴う疼痛

 

 

2012年に糖尿病に伴う痛みの治療薬として
サインバルタが追加承認されました。
*他にはリリカに適応があります。


 

効果発現時間 / 半減期 / 作用時間

 

■半減期
半減期は容量によらずほぼ一定であり12〜15時間程度。

 

禁忌・併用注意

 

■禁忌
MAO阻害剤服用中、高度の肝障害・腎障害患者、コントロール不良の閉塞隅角緑内障患者

 

■併用注意
アルコール・・・中枢神経抑制効果増大、肝機能の悪化する可能性あり。
抗うつ剤との併用 他

 

 

副作用

 

副作用としては全体の90.2%になんらかの副作用が発現しています。
その中でも悪心(36.6%)、傾眠(31%)が非常に起こり易くなっています。
その次に多いのが口渇(22.9%)、頭痛(21%)、便秘(13.9%)、尿閉、他となります。

 

これらの副作用を軽減する為に20mgから投与を開始し
本来の一般的な治療量である40mgに増量していきます。

 

なお悪心などの副作用は一般的に服用開始後1週間程度が一番ひどく
徐々に改善していく事が多く、服用開始後1週間服用できるようであれば
その後は問題ない事が多くなっています。

 

重大な副作用としてセロトニン症候群などがあります。
これは高熱、錯乱、発汗等の異常が現れます。その場合はすぐに服用を中止する必要があり
主治医の判断を仰いで下さい。

 

また尿閉といって尿が出にくくなる副作用が発現する事もあり
この場合に服用を中止する事が必要になります。
が先生によっては中止、再開といった服用ケースをとる場合も見られます。

 

抗うつ薬で太る!?体重増加の副作用が起こる原因とは?

 

 

注意点

 

添付文書上の服用時点は朝食後となっていますが必ずしも朝食後である必要性はありません。
傾眠(眠気)の副作用発現を考え、夕食後、就寝前の処方もみられます。

 

 

離脱症状・断薬

 

休薬、切り替え時等は漸減漸増が基本になります。

 

 

漸減漸増
現在服用している薬を徐々に減らしていき、新しく服用する薬を
徐々に量を増やしながら追加していく事。

 


 

 

妊婦・授乳婦

 

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には
治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ投与する事になっています。
*乳汁中に分泌する報告があります。

 

薬価

 

 

 

規格 薬価
サインバルタカプセル20mg 173.5
サインバルタカプセル30mg 235.3

*H28年4月変更薬価(次回はH30年4月予定)

*H26年改定で薬価が両規格共に上昇となりました。

 

新薬となり非常に高価な薬となっています。
もう1種類のSNRIであるトレドミンの薬価は維持量での比較で1/2ほどになります。

 

 

ジェネリック医薬品(後発医薬品)

 

2010年に発売されたばかりの為、ジェネリック医薬品は発売されていません。

 

 

市販医薬品

 

現在、似たような医薬品、健康食品は発売されていません。

 

 

サインバルタカプセル詳細

成分名 デュロキセチン
剤形・規格 カプセル/20mg、30mg
効果効能・用法・用量

サインバルタカプセル
・うつ病・うつ状態
・糖尿病性神経障害に伴う疼痛

 

成人には1日1回朝食後,デュロキセチンとして40mgを経口投与する。
投与は1日20mgより開始し,1週間以上の間隔を空けて1日用量として20mgずつ増量する。

 

効果不十分の場合において60mg/日まで増量可能。

 

警告 特になし
禁忌 併用禁忌:MAO阻害剤服用中、高度の肝障害・腎障害患者、コントロール不良の閉塞隅角緑内障患者
原則禁忌 特になし
添付文書 医療用医薬品の添付文書情報

<スポンサードリンク>

サインバルタカプセルのすべて関連ページ

トレドミン錠のすべて
うつ病薬分類の中のSNRIに分類される薬がトレドミンになります。トレドミン錠には12.5mg、15mg、25mg、50mgの規格があり、効果、副作用等について詳細に現役薬剤師がわかりやすく解説しています。
イフェクサーSRカプセルのすべて
イフェクサーSRカプセルは、うつ病薬分類の中のSNRIと呼ばれるうつ病治療に使用される医薬品になります。日本では2015年に発売が開始された薬剤となります。このイフェクサーSRカプセルの効果、効能、副作用などについて現役薬剤師がわかりやすく解説します。

抗うつ薬 一覧 3環系抗うつ薬 4環系抗うつ薬 SSRI SNRI NaSSA