自立支援 対象医療





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自立支援の対象となる疾患の治療とは?

自立支援の適応が通ると精神医療に関わる医療費は1割負担となりますが、この1割という自己負担は精神医療に関わるものだけになります。
つまりメンタルクリニック等でかぜにかかって風邪薬を処方してもらっても、その風邪薬の処方分は各自の負担割合(通常3割負担、高齢者は1割等)になりますので注意が必要です。

 

*精神障害と直接関係のない傷病等については自立支援医療の対象とならない事に注意が必要です。
 風邪やアレルギー治療薬などは対象外になります。

 

原則対象外の医療の範囲

 

1 厚生労働省自立支援医療法事務監査において指摘された医療
(レセプトに医師による必要性のコメントがないためによるものもあり)

 

1:CRP
2:沈査
3:腹部、胸部レントゲン(ぜんそく、結核、盲腸疑い)
4:免疫学的検査判断
5:FT3、FT4、TSH
6:風邪薬
7:外科、整形外科使用薬(ギプス、鎮痛剤)
8:ビタミン剤

 

 

 

 

2 県の点検において請求があった医療(例)

 

A 検査
1:インフルエンザ抗原精密
2:HBS、HCV、梅毒検査
3:PSA精密
4:非特異的IgE検査(アレルギー)
5:口客痰検査
6:MRI、CT(腫瘍、骨折疑いのため)

 

B 治療薬
1:ぜんそく
2:痛風
3:外用薬(うがい薬、トローチ)
4:結核治療薬
5:本格的な高血圧、狭心症、高脂血症、肝疾患の治療薬

 

C その他
1:特定疾患療養管理料、特定疾患処方管理加算
2:在宅自己注射指導管理料
3:手術、処置
4:運動リハビリテーション

 


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